- メールマガジン・ステップメールを使うためのメルマガ配信システムを探している
- アルケミーメールは到達率が良いって聞いたけど、実際にはどんな感じなんだろう?
- アルケミーメールの使い勝手や、口コミ評判について知りたい
あなたはこのようなお悩みをお持ちではありませんか?
実は、私、アルケミーメールを使ったことがあるんです。
今は契約していないですけどね。
アルケミーメールを使ってみて、正直なところ
『スペックの割に値段が高すぎる』
『コスパが悪い』
という印象を受けました。
そして、現在はアルケミーメールの利用を停止してしまいました。
私はこれまで、日本・海外のメルマガ配信システム
合計30社以上を実際に契約し、使い勝手を試してきた経験があります。
その中で、日本製のメルマガ配信システムからどれか1つ選ぶなら、
『ブラストメール(BlastMail)』をブッチギリでおすすめします。
なぜなら、ブラストメールは
他の日本製メルマガシステムと比較して、
圧倒的に多機能かつ、価格もリーズナブルだからです。
し か し
もしあなたが、
- 英語を問題なく使える
- もしくは簡単な英単語をググりながらでも英語を読む気がある
のであれば、
MyASP・アルケミーメールをはじめとした
日本製のメルマガ配信システムではなく、
海外製のメルマガ配信システムがおすすめです。
その理由は、本記事の後半にある『まとめ』で解説しています。
もしあなたが、より安価な価格で、
より売上が上がるメルマガシステムにご興味がありましたら、
そちらもあわせてご覧ください。
さて、この記事では、
これまで実際にアルケミーメールを使ったことがある私が、
アルケミーメールの使い勝手やメリットデメリット、
また他ユーザーによる口コミ評判に至るまで解説します。
アルケミーメールを契約するべきかどうか、
自分に合ったメルマガシステムはどれか迷っているなら、
ぜひ最後までじっくりと記事をお読みいただければと思います。
アルケミーメールのメリット・デメリット
ここからは、私が実際にアルケミーメールを使って感じた
アルケミーメールのメリット・デメリットについて解説します。
アルケミーメールのメリット
メールの到達率が高い
アルケミーメールのメリットは、世界有数の大企業『Amazon(アマゾン)』のメール配信サーバーを利用してメール配信ができることです。
それにより、高いメール到達率が期待できます。
なんせ、あのAmazon自体がそのメール配信サーバー(Amazon SES)を使ってメールを送ってきているわけですから。
- しっかりメールがフォルダに届くにはどうすれば良いか?
- 迷惑メールに入らないようにするにはどうすれば良いか?
これらを世界一の企業が研究しているわけですから、そりゃあ到達率は高くなって当然です。
メールの到達率が最重要とお考えならば、アルケミーメールの導入を検討しても良いと思います。
日本製ツールなので、マニュアルなども全て日本語で書かれている
アルケミーメールは日本人の製作者が作っている純日本製のツールです。
そのため、アルケミーメール購入者だけが見れるマニュアルサイトも全て日本語で書かれています。
もしあなたが、「海外製のツールは多機能なんだけど、英語が苦手なので絶対に嫌だ」と考えているなら
アルケミーメールのような日本製のツールはおすすめです。
ステップメール機能が使える
メルマガ配信システムなら、当然と言えるかもしれませんが、
アルケミーメールもステップメール機能が使えます。
ただし、『前のメールAを開封した人にだけメールBを送る』
『メールの件名だけ変えてどちらの件名の開封率が高いかABテスト』
『前のメールに返信してきた人にだけ、メールを送る』
といったような複雑な仕組みは作れなかったと記憶しています。
なお、上記3つは全て、海外製メルマガ配信ツールであればできます。
クリック分岐機能も使える
これもまた、多くのメルマガ配信システムで使える機能ではありますが、
クリック分岐機能が使えます。
クリック分岐とは、「○○という商品に興味がありましたら、こちらのリンクをクリックしてください。クリックした方には、後日別途ご案内いたします。」といった形で、メルマガ読者を自動的にシナリオ分岐させるための機能です。
メルマガ・ステップメールで重要なのは、『興味がある人にだけオファーをする』ことです。
そのためには、クリック分岐機能は必須と言えます。
クリック分岐できないと、『誰がその商品に興味があるのかがわからないから』です。
そのため、クリック分岐機能すら付いていないツールは絶対に選んではいけません。
ウザい宣伝メールを必要のない人にまで届けることになるからです。
その点、アルケミーメールはクリック分岐機能が付いているので安心です。
アルケミーメールのデメリット
月額料金が高い
アルケミーメールの料金は以下の通り。
初期費用:19800円(税別)
月額利用料金 :15000円(税別)
これにプラスして、Amazon SESでメールを送った分の従量課金がかかります。
はっきり言って、これ相当高いです。
例えば、日本製のメルマガ配信ツールで最も有名なブラストメール(BlastMail)の料金プランは以下の通り。
プラン名 | ビギナープラン | パーソナルプラン | スタンダードプラン | マッハプラン |
初期費用 | 0円 | 110,000円 | ||
月払い契約 (カード払いのみ) |
初月:3,300円 2か月目以降 3,300円 |
初回60日分:13,200円 3か月目以降 6,600円 |
初月:11,000円 2か月目以降 11,000円 |
初月:初期費用+33,000円 2か月目以降 33,000円 |
1年契約 (銀行振込のみ) |
36,000円 9%OFF |
72,000円 9%OFF |
118,000円 10%OFF |
360,000円 9%OFF |
ブラストメールよりも高いわけです。
ちなみに、ブラストメールの各プランは
日々メンテナンスされているメールサーバーからメルマガ送信できるので、
到達率は十分高いです。
※ぶっちゃけブラストメールを使っているのにも関わらず、
メールがスパム扱いされるとしたら、
読者にスパムだと思われるようなメールを送っているケースが殆どだと思いますw
他にも例を挙げると、
日本製の有名メルマガ配信システム『エキスパ』の料金プランは以下の通り。
プラン名 | 1日5000通プラン | 1日10000通プラン | 1日20000通プラン | 1日30000通プラン |
初期費用 | 5000円 | |||
月額料金 | 3470円 | 7400円 | 14700円 | 21500円 |
1日5000通まで3470円。
1日5000通送る時点でそれなりにメルマガで収益が発生しているはずなので、
相当リーズナブルですよね。
まぁ、エキスパは料金以外にメルマガシステムの機能的にイマイチなのであまりおすすめはしませんがw
こう比べてみると、アルケミーメールの料金がいかに高いかが客観的にわかると思います。
Amazon SESが使えないこともある
アルケミーメールの売りであるAmazon SESを使ったメール送信。
しかし、そのAmazonサーバーを使うためには、Amazonによる事前審査があります。
その審査を落っこちると、Amazonサーバーは使えません。
その場合、アルケミーメールが用意した自前のサーバーを利用することになります。
その際も利用料金は変わらず月額15000円(税別)。
アルケミーメールを検討する多くの方は『Amazon SESを使ってメルマガを送れる』ことにメリットを感じていると思います。(私もそうでした。)
それが叶わないのにも関わらず同料金というのは、なんだかちょっと悲しい気がします。
Amazonのメールサーバーが使えるサービスは他にもある
日本製だと声を大にして宣伝している所はアルケミーメールくらいしか無いように見えます。
しかし、海外を見てみると、
AmazonSESを使えるメルマガ配信システムは他にもあるんです。
それが、Pabbly。
Pabblyでは、オプション料金など無しで
Amazon SESからのメール配信設定ができます。
当然、Pabblyでも
- ステップメール(海外では”マーケティングオートメーション”と言います)
- リストの属性分け(セグメンテーション)
- 登録フォーム作成
- 自動返信メールの設定
などなどできます。
実は、アルケミーメールでできることは全てPabblyでもできるんです。
しかも、Pabblyは無料でも使えますw
まぁ、無料だと機能が制限されているので有料プランがおすすめですが、
なんと有料プランでも1ヶ月のメール総数5000通までなら24ドル、およそ2500円で使えます。
これからメルマガを始めるなら最初は5000通さえ不要なので、
Pabblyのルーキープラン(24ドル)はAmazonSESを使いたいなら、
ぶっちゃけかなりおすすめです。
デザインがダサい
これは個人的な趣向ですが、アルケミーメールで作れるメルマガ登録フォームはちょっと古めかしいというか、
2005年くらいのインターネット黎明期の雰囲気を感じますw
(まぁ、これはMyASPにも同じことが言えますがw )
もちろん、自分でHTMLフォームのデザインをCSSで書くことはできます。
しかし、2020年現在、『プログラミングの知識が無くても扱える』ノーコード(Nocode)ツールが多く登場している中で、自分でわざわざCSSを書かなきゃ思い通りのデザインが作れないツールは、”時代遅れ”と言わざるをえないと思います。
アルケミーメールの料金プラン
アルケミーメールの料金プランは単純明快です。
初期費用:19800円(税別)
月額利用料金 :15000円(税別)
これにプラスして、Amazon SESでメールを送った分の従量課金がある。
どれだけリスト数があろうと、
毎月何通メールを送ろうと
料金は上記の金額で一律です。
リスト数が多ければ多いほどお得になる料金プランですね。
アルケミーメールの運営事業者について
アルケミーメールとは、東京インターネットスパークが運営するサービスです。
以下、特定商取引法に基づく表記を記載します。
販売業者 | 東京インターネットスパーク 電気通信事業者届 届出番号 A-27-14591 |
---|---|
運営責任者 | 代表 勇川忠治(ゆうかわ ただはる) |
所在地・連絡先 | 〒358-0024 埼玉県入間市久保稲荷 電話:04-2960-0580 受付時間:10:00~12:00,13:00~17:00 メールアドレス:web@netshoninpro.com |
販売価格 | 商品紹介ページをご参照ください。 |
商品代金以外の必要料金 | 消費税、アマゾンAWSへの使用量に応じた料金 |
お支払い方法 | クレジットカード |
商品の納品について | システム利用開始のために必要な情報を提供いただき、アマゾンAWSとのご契約完了後、3営業日以内 |
返品・交換・キャンセル | サービスの性質上、 クレジットカード決済完了後の返品・返金には応じられません。不明点などがある場合は、お申し込み前に必ず納得・確認いただいてからお願いします。 |
中途解約について | 月の途中の解約となった場合も1ヶ月分の料金が発生し、日割清算等による返金を含めた一切の返金は行われません。 |
まとめ
さて、この記事では、
メルマガ配信システム『アルケミーメール』の
使い勝手・口コミ評判について解説しました。
あなたがどうしても日本製のメルマガ配信システムを使いたいなら
私は、『アルケミーメールではなくブラストメール』をおすすめします。
なぜなら、価格のリーズナブルさ・多機能性共に
MyASPの方が優れているからです。
アルケミーメールが推す到達率についてですが、
アルケミー・MyASP両方使ったことがある私としては
MyASPの到達率を低いと感じたことはありません。
むしろ、MyASPの方が管理画面の使い勝手が圧倒的に優れているので、
初心者であればあるほど、MyASPの方が使いやすいと感じるはずです。
し か し
もしあなたが、
- 英語を問題なく使える
- もしくは簡単な英単語をググりながらでも英語を読む気がある
のであれば、ブラストメールとはじめとした
日本製のメルマガ配信システムではなく、
海外製のメルマガ配信システムをおすすめします。
なぜなら、海外製のメルマガ配信システムは、
“日本製のそれよりも更に圧倒的に多機能かつ安価”
だからです。
海外製ツールを使えば、
顧客1人1人が、実際のビジネスの利益にどれくらい貢献しているかを
具体的な数値で全て把握できます。
その結果、本当に利益に直結している集客方法/販売システム/商品/マーケティングに
あなたのリソースを集中できるようになります。
その結果、利益に無関係な仕事をせずに済み、
仕事量・仕事時間は減るにもかかわらず、
仕事時間と反比例するように売上・利益は増えていきます。
毎朝スマホをチェックすると、5万・10万・20万と
自動販売機のように商品が売れていくシステムを
作り上げることができるようになります。
…残念ながら、MyASP・アルケミーメールなどの国産ツールでそれは不可能です。
国産ツールは数値的な分析機能が乏しいため、
分析~改善のサイクルを回すのが難しいのです。
また、どこかで必ず”人の手”が必要になります。
完全な自動化とはいきません。
毎日たった10分でも、手を動かすことになるとしたら、
1ヶ月で300分(5時間)、1年で60時間の時間を無駄に使うことになります。
60時間あれば、ちょっとした旅行に行けると思いませんか?
なので、メルマガ(ステップメール)の強みを活かした
完全自動セールスマシーンを構築したいなら、
海外製ツールの利用を検討してみてください。
今後、海外製メルマガ配信システム(マーケティングオートメーション)の記事も書く予定です。
ぜひ楽しみにしておいてくださいね。
もし、どうしてもAmazonSESを使ったメルマガシステムを組みたいなら、
Pabblyをおすすめします。
Pabblyは無料でも使えるのでまずは気軽に試してみてくださいね。
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